調査日: 2013年 1月29日


4319 ハチノス谷

コード番号 ルート名称 概算距離
(Km)
ルート概要
4319   ・ハチノス谷 1.0  ・ハチース谷堰堤(山麓道)〜滝群〜右俣〜滝群〜谷分岐(ハチノス谷東尾根)


コースの概要

ハチノス谷西尾根と東尾根を分けるハチノス谷を遡行するルートです。

ハーチス堰堤から谷筋に入ります。多くの滝群を越え、沢に沿って忠実に遡行します。

上りルートは、沢を忠実に辿るのでルートを外すことはないと思いますが、高巻き等は結構ヒヤリとする箇所があります。
下りルートでは、滝の下降あり、急こう配の斜面を高巻きしながら降りる所がありますので、下りルートは、危険道とします。


コースの入口・出口・途中の様子を知る


説明文中の4桁コード番号をクリックすると、ルート紹介ページにリンクします。






此処は、4501(長峰堰堤〜杣谷峠)ルートの「長峰橋」です。

橋の手前で左折し、杣谷堰堤の河原に向かいます。


















およそ12分で、河原に着きます。




















河原から杣谷峠に向かって約3分、長峰橋から約15分で、

4367(山麓道)ルートの分岐点と出合います。

写真左端の踏み跡からハチース谷堰堤に向かいます。
















山麓道の分岐から約4分、「ハチース谷堰堤」です。

此処を当ルートの分岐点とします。

(写真には、ハチース谷堰堤とありますが、ハチノスを縦書きにした場合、
カタカナのノが縦棒に見え、それを横書きにすると、ハチースになったのでは
ないかと思っています。名称の経緯はよく分かりませんが、
当ホームページではよく呼称されている「ハチノス谷」とします。)












堰堤には、少し水が溜まっています。

そこで、河原に降りることなく、沢に沿って、右岸の踏み跡を辿ります。



















分岐点から5分も進むと、スリットのある巨大な堰堤があります。

スリットは2ヶ所あります。























右側のスリットを通ります。

スリット内は段差がありますが、先人の残された石があり、段差を乗り越えるのに役立ちます。























スリット堰堤を通り抜けると、目の前に気象観測所なる小屋があります。

小屋の右を抜け、谷筋に入ります。


















沢に降りると直ぐに、滑滝(F1)があります。

凡そ50mは続く、細長い滑滝です。

一部は滑りやすくなっていますが、慎重に岩肌を通り抜けます。

(当ルートの滝は、合計12個を数えました。滝と言っていいのかどうかも含めて、
独断で滝と認定しました。F1からF12で表記します。)



















分岐点から約15分ほど遡行してきました。

落差10m程の2段になったF2です。

写真左半分はF2、右半分は絶壁です。

滝を直登するのは無理なので、滝から数m下流に下がり、左手から高巻きます。













高巻く斜面の様子です。

斜面の踏み跡は細く、注意深く進まないと、滑落してしまいそうな急こう配が続き、およそ6〜7分の

高巻きをして、滝口より上流地点で沢に戻ります。





















沢に戻ると、直ぐにこんな堰堤を通り抜けます。

沢の両岸の浸食を防ぐのが目的の堰堤なのでしょうか、

スリット堰堤と名付けました。
















スリット堰堤から3分程で、F3です。

落差数mの規模です。























F3を、右手から高巻きます。




















F3から約8分、数mの落差のあるF4です。

























F4を、右手から高巻きます。




















沢を忠実に遡っていきます。


























F4から約4分、滑滝のF5です。

























F5から、約6分、大きな岩を沢が濡らしています。

滝とは言えない水量です。右手から高巻きます。


















F5から約10分、落差十数mのかなり大きなF6です。

直登の足掛かりを探してみました。
























F6の右手の岩肌にロープがありました。

ロープの先は、手がかりの少ない岩肌が滝口迄続いています。

ロープを頼りに岩肌に挑むのは危険と判断しました。





















先の写真にあるロープの少し下流よりの斜面です。

此処からなら高巻きが可能と考え、斜面をよじ登ります。

羊歯の葉が進路を阻みますが、羊歯の葉をかき分け、斜面を登ります。

およそ7分の高巻きで、F6の滝口に降り立ちました。















沢を2分も進むと、落差数mのF7です。

F7の直登も無理なので、右手より高巻きます。























F7から約5分、岩壁に囲まれた数mの落差があるF8です。

F8も直登は無理です。























F8の左手から高巻きます。

F8左手の岩場です。

写真右手の岩なら登れると判断しましたが、途中でスリップしてしまい、

体勢を立て直すことができなければ、3〜4mは滑落しそうな目にあいました。

2回目の遡行時は、写真左の岩と岩の間に靴先を潜り込ませ、

岩場を難なくクリアーできました。










ゴルジュ風の谷筋を通り抜けます。

























F8から約13分、落差数mのF9です。

滝の右手から高巻きます。


















F9から約3分、俣の分岐点に来ました。

写真では分かりづらいですが、写真右の流れが右俣、

写真中央より左手が左俣です。

水量は右俣の方が多いので、右俣に進みます。














右俣に入ると、すぐにF10(ハチノス大滝)です。滝の真下は広場になっています。

落差は20m以上あると思います。大きな滝で、滝口から落下点までを写しこめませんでした。

水量は多くなく、垂直の岸壁から滴のように水滴が降り注いでいました。





















F10は絶壁のため、直登はできません。

F10の右手の急こう配の斜面をよじ登ります。
























およそ10分かけて高巻きますが、まるで崖です。

立木を利用して安全を確保しながら、よじ登ります。

此処の下りは、踏み跡もなく、手がかりの少ない急こう配を降りるため危険道とします。

何とか滝口まで辿りつきます。














F10から沢に降り約5分で、落差3m程のF11です。

F11の右手にある岩壁を苦労なく越します。


















F11から約4分、落差3m程のF12です。

岩壁を流れる滝です。

約100分かけて、F1からF12までの滝を越してきましたが、

スリルのある滝が続き、あっという間に時間が過ぎます。














F12以降は、石ころと枯れ木の混じった沢筋を遡行します。

水も伏流水になってきました。























F12から約10分、谷筋が分岐しています。

写真右の谷筋と、写真左の谷筋があり、右手の谷筋を登ります。


















一直線に続く砂地と小石に足を取られながら、急こう配の谷筋を登ります。

























およそ15分程で、稜線に立ちます。




















稜線に立った後は、尾根筋を登ります。

何となく踏み跡らしいのを辿り、最後はトラバース気味に進みます。























稜線に立ってから4〜5分で、

写真下部の大きな枯れ木が前方に見えます。

枯れ木の向こうにある踏み跡は、4305(ハチノス谷東尾根)ルートです。

当ルートは、此処で終点となります。

分岐点から此処まで、約130分でした。












分岐点から約10分、尾根筋を登ると、4301(東尾根)ルートに出合います。

ここから長峰山のi稜線伝いに西に進むと、数分で天狗塚に至ります。















コースの登り下りと歩行距離を知る




このグラフは、「カシミール3D」で作成しました。
ルートを分割するチェックポイント(赤二重丸)は、ルートの歩行距離や登り下りの変化を配慮して設定しています。
実際の歩行距離は、少なくとも沿面距離の1.1〜1.2倍と見積るのが良いでしょう。



コースを地形図で知る


長峰山をめぐる主要なルートを表示しています。当ルート(4319:ハチノス谷)は、青色で色分けしています。

<長峰山・北半分の地形図>



<長峰山・南半分の地形図>


この地形図は、「カシミール3D」で作成しました。

 上記の地形図をダウンロードするには、ここをクリックしてください。

  (但し、ダウンロードされた地形図を活用するには、事前に「カシミール3D」の動作環境を整えておく必要があります)


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