前回調査日: 2013年 3月 7日
今回調査日: 2016年 4月24日

4511 摩耶東谷

コード番号 ルート名称 概算距離
(Km)
ルート概要
4511   ・摩耶東谷 1.8  ・分岐(山寺尾根)〜深谷ダム〜不動滝〜谷遡行〜摩耶ロープウエイ上駅


コースの概要

摩耶ロープウエイの東に位置する谷を遡行するルートです。

山寺尾根への取り付き直後に分岐し、東谷を遡行します。不動滝に至るまでは多くの小滝を楽しみ、コルジュ、絶壁、

水路道など難関を乗り越えて摩耶ロープウエイ上駅の構内を経て、掬星台に至ります。


コースの入口・出口・途中の様子を知る


説明文中の4桁コード番号をクリックすると、ルート紹介ページにリンクします。
























此処は、4501(杣谷道)ルートの「長峰橋」です。当ルーの分岐点に至るまでは、4501ルートを歩きます。























暫く進み、「杣谷堰堤」を通過します。






踏み跡を辿り、沢を渡り、柵沿いに右カーブします。




















少し進むと、左手に石垣があります。

この写真は3年前の撮影で、

石垣を覆う草木がありません。

































今回調査日の石垣の様子です。草が増え、光の加減で見ずくなっています。石垣は数mありますが、気づかないかも知れません。























左の写真は石垣を通り過ぎ、振り返って撮りました。

写真中央付近の黒く映っているのが石垣、その右手は4段ほどの石階段です。写真右は、石階段の拡大です。

この石垣の途切れた処を、当ルートの分岐点とします。

此処で、杣谷道から別れ、小さな広場の中央を、写真奥に向かって進みます。






広場の中央付近で右手を見ると、

大きな岩が鎮座しています。


















岩に近づくと、「妙見宮」と刻まれています。

岩の後ろ20m程先の高みに、赤い鳥居があります。


















広場を突っ切ると、崩れた石段がありますが、それを乗り越えて向こう側にでます。




















川沿いの道に出ますので、せせらぎを聞きながら上流方向に進みます。




















直ぐに露岩を2m程上がります。





































「深谷砂防ダム」があります。分岐点から此処まで、約6分です。






沢沿いに進みます。

写真では分かりにくいですが、

少しの時間ですが、左下の沢まで落ち込んだ斜面が続きます。

落ち葉の多い、狭い踏み跡を注意しながら進みます。














沢音を聞きながら、踏み跡を辿ると、

沢筋と目の高さが段々と縮まってきます。

少し進むと、沢の流れが近くに見える様になります。

































更に進むと、踏み跡と沢筋が交差します。此処で沢を渉り、右岸沿いの踏み跡に入ります。

左写真の中央奥には、黄色いテープが巻かれた枝があり、沢を渉る地点の目印になります。

地形図では、「沢横断」と記しています。






谷筋を辿ります。

小さな滝が沢山あります。

滝を巻くための階段道が残っています。
















「すだれ滝」と勝手に命名しました

滝のすぐ奥には、ダムが見えています。
























滝の手前で沢を渉り、左岸側からダムを高巻きます。

枠組みだけが残った小さな橋があります。

以前は板敷の橋でしたが、現状は手すりの役割りしかありません。
















沢を渡り、左岸側の階段道を辿ります。











































滝の直ぐ後ろの堰堤、「深谷第二砂防ダム」を越え、鉄階段を上り、河原に向かいます。

分岐点から此処まで、約20分です。






「深谷第二砂防ダム」の河原に降り立ちます。

此処には、2つの沢が流れ込んでいます。


















これは、右手の沢です。

写真右端奥に進むと、岩がゴロゴロした沢で、

4573(摩耶東谷・右俣)ルートとなります。

当ルートは、河原を真っ直ぐに突っ切り、左手の沢に進みます。














写真左手の沢と、岩壁の間の踏み跡を進みます。











































岩壁を過ぎると、前方が広がります。

写真左に谷筋、中央付近は露岩と岩床が広がり、写真右上には「不動滝」があります。

写真中央に見える正体不明の小屋左手にある階段道を進みます。






これが、「不動滝」(行者滝)です。

写真上部に鉄パイプが見えていますが、

調査日時点では、水は流れていません。

以前は、鉄パイプから流れ落ちていましたが、

現状は、写真中央の岩壁を伝う流れだけです。

分岐点から此処まで、約25分です。










滝の左下にある正体不明の小屋です。

当ルートは、小屋の左手を進みます。


















不動滝を右に見て、露岩を進むと、

写真中央下部で、2分岐します。

注意してみると、赤いペンキマーキングが残っています。

写真中央を直進する左俣ルートと、

写真下部で右折し、右俣に回り込りこむルートに分かれます。












これは、直進ルートです。

直ぐ前方に堰堤があります。

4563(摩耶東谷南尾根)ルートは、此処を分岐点に、

堰堤を越えて尾根筋を辿り、旧摩耶ホテル跡近くに至ります。














当ルートは右折ルートに入り、

細い岩壁道に沿って進みます。


















岩壁道の先に、不動滝の上流にある小屋があります。

写真左から右に流れる沢が、不動滝に流れ込んでいます。

写真中央下の小橋を渡り、小屋の前を通りぬけます。
















小屋前を通り過ぎると、直ぐに石階段があります。

沢を左下に見ながら、ロープ沿いに上がっていきます。


















石階段を上りきると、細長い岩のテラスがあります。

数人は楽に休憩できる広さがあります。

地形図では、「岩テラス」と記しています。
















テラスの先に進みます。


























テラスの先に、2分岐があります。

写真右端の尾根ルートと、写真左下の沢に向かう沢ルートに分かれます。

4519(摩耶東谷北尾根)ルートは、尾根筋を辿り、4509(山寺尾根)ルートに出合います。

当ルートは、写真左下の沢に向かいます。














沢に向かう途中、大きな岩の横を通ります。

何か文字が刻まれています。




















右側は「七福岩」、左側は「毘沙門天」と刻まれています。

なお、岩壁道には「普賢菩薩」、

岩のテラスには「大日如来」と刻まれた岩もあります。




















沢に降り立つと、眼前にダムが見えます。




















ダム右側の急斜面を登ってダムを高巻きます。

分岐点から此処まで、約40分です。



































高巻くダムは、「深谷第三砂防ダム」です。






堰堤内に降り立ち、沢を遡行します。





































暫く沢を進むと、滝があります。滝の左側に、残置トラロープがあります。






沢には、大小さまざまの石が転がっています。


























更に少し進むと、滝があります。

勝手に、「双子滝」と名づけました。

この滝は、次の分岐の目印にもなります。

































双子滝の左手にある残置ロープを伝って越します。





























双子滝を越して数m程進むと、左手斜面に踏み跡があります。

此処を分岐点に、摩耶ロープウエイ駅下付近に至るのが、4565(摩耶東谷第二南尾根)ルートです。

見逃しやすい分岐点ですので、双子滝を過ぎたあたりから、左手の尾根筋を注視していれば、テープが見つかる筈です。

分岐点から此処まで、約45分です。























光の具合で分かりづらいですが、沢が分岐しており、右俣に進みます。






右俣側に、赤いテープマーキングがあります。




















滑滝があり、その先に、「深谷第四砂防ダム」がそびえています。











































深谷第四砂防ダムにはスリットがあり、容易に越えることが出来ます。

水深は2〜3cm程度で、靴が濡れる程度ですし、スリット内の段差は、鉄の脚立があるので容易に越せます。

地形図では、「スリットダム」と記しています。分岐点から此処まで、約50分です。






岩だらけの沢筋の遡行を続けます。


























ゴルジュに来ました。長さ100mぐらいでしょうか。

写真のように明るくはありません。暗すぎることもなく、

ゴルジュ特有の湿った雰囲気はあります。

分岐点から此処まで、約60分です。














ゴルジュを進んでいくと、写真中央の尾根尻があり、

左右に谷筋が分岐しています。

直進する谷筋は、引き続いて岩壁に囲まれています。

































これは左折する谷筋で、4575(摩耶東谷・上左俣)ルートです。

写真中央奥に小さく黒く見えているのは滝です。






当ルートは、谷筋を直進します。

写真右端は、覆いかぶさるような岩壁で、岩壁沿いに進みます。

写真中央奥は、三方を壁に込まれた難所です。
















難所の直前まで進みます。

右手に滑滝、左手は岩壁、正面は、ロープで登る苔むした岩壁です。

右手の滝は、大雨の跡は水量がふえ、通行不可になりそうな気配がします。
















正面に見える、苔むした殆ど垂直に近い岩壁の拡大です。

2本のロープがあります。

岩壁には引っかかりがなく、靴底を岩に押しつけながら登るため、全体重をロープに託してしまいます。

ロープの安全性を確認し、滑りやすい岩壁を登りきってから、右手滑滝の谷筋側に回り込みます。

手を滑らすと大事故です。

地形図では、「岩壁」と記しています。分岐点から此処まで、約65分です。
















更に進むと、滝があります。




















滝の直ぐ奥に、生命力を感じさせる杉の木があります。

倒れた親杉から、3本の小杉が垂直に育っています。

3本共に、かなりの太さがあり、この先どうなるのか心配になります。
















滝です。

直登できそうですが、右も左も苔が多く滑りそうです。

写真右端から大きく回り込み、滝を越します。
















谷筋に人工の石垣があります。

分岐点から此処まで、約80分です。


















ゴロゴロ石が目立って多くなってきました。


























谷筋が、排水路のような石組みに変わります。

急勾配の石組みが、ルートの最後まで続いています。

水路は急こう配、石ころが沢山転がっており、滑りやすくなっています。

水路の中を歩かずに、水路の右手を、ジグザク状に登って行きます。

分岐点から此処まで、約100分です。

地形図では、「コンクリ水路」と記しています。










水路右手には踏み跡はありません。

登りやすい処を探しながら、水路からは離れすぎないように

傾斜のキツイ斜面を登ります。
















4561(掬星台下トラバース)ルートと交差します。

摩耶ロープウエイのアナウンスが聞こえてきます。

分岐点から此処まで、約110分です。







































前写真の水路の右手上を見ると、赤いリボンがあり、トラロープが4561ルートに沿って走っています

写真右端へ進むと、4509(山寺尾根)ルートに、反対側に進むと、4701(上野道)に至ります。






水路の石組みは、まだ続きます。

水路沿いに、急斜面を登り、所々にある段差を乗り越えます。


















足元が、背の低い笹に変わり、

前方に稜線が見えてきます。


















摩耶ロープウエイ上駅の駅舎が見えてきます。

駅舎に向かって進みます。



































駅舎が目の前にありますが、通れる所は皆無です。

柵の切れ目にあるチェーンを跨ぎ、駅舎内に入ります。分岐点から此処まで、約120分です。






駅舎の先は、掬星台です。



















駅舎の様子です。

写真前方は、ロープウエイ乗り場、その右手には、切符売り場があります。

写真左端から出てきました。

















駅舎を出ると目の前に、「掬星台」の標識があります。

此処を、当ルートの終点とします。





















コースの登り下りと歩行距離を知る




このグラフは、「カシミール3D」で作成しました。
ルートを分割するチェックポイント(赤二重丸)は、ルートの歩行距離や登り下りの変化を配慮して設定しています。
実際の歩行距離は、少なくとも沿面距離の1.1〜1.2倍と見積るのが良いでしょう。



コースを地形図で知る


当ルート(4511)及び、当ルートと交差・分岐するルートも表示表示しています。


地形図@ 全体図




地形図A 行者滝近辺を拡大した地形図



 この地形図は、「カシミール3D」で作成しました。

 上記の地形図をダウンロードするには、ここをクリックしてください。

  (但し、ダウンロードされた地形図を活用するには、事前に「カシミール3D」の動作環境を整えておく必要があります)


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